宇宙桜を学校・公園に植樹、多摩でプロジェクト(読売新聞)

 宇宙を旅した桜が東京都多摩市に大集合――。

 多摩商工会議所(峯岸松三会頭)は、国際宇宙ステーション(ISS)に保管された桜の種から育てた苗を、市内の学校や公園などに植える「宇宙(そら)桜」育成プロジェクトを始める。

 宇宙桜は14種類。北海道旭川市から沖縄県名護市まで、全国13地域の子どもたちが各地の名木の種を拾い集め、2008年11月から8か月半、ISSの日本実験棟「きぼう」に保管。ISSに長期滞在した宇宙飛行士の若田光一さん(46)とともに地上に戻され、各地に返還された。

 多摩商工会議所は、16年に多摩ニュータウンが開発50周年を迎えることから、桜による街おこしを始めた。「多摩ニュータウンは全国各地から人が移り住んでいるが、これまで各地との交流はなかった。宇宙桜が交流のきっかけになれば」と関係者に打診し、宇宙桜の苗を譲り受ける。

 植樹は、種が十分な大きさの苗に育つ11年11月の予定。市内を日本列島に見立て、北から南まで各地の宇宙桜を植える。宇宙桜にはQRコード入りの案内板をつけ、コードを読み取ってインターネットに接続すれば、その親木や各地の情報サイトを閲覧できる仕組みにする。

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